課外活動や野外活動を行うことで、子どもたちは『(ちょっとした)危険』と遭遇することになります。私たちは、子どもの時に『プチ危機』を数多く経験することにより、本当の危機を乗り越えることができる人間になっていくと考えています。
そのため、積極的に危機に直面させます。危機の回避は将来、子どもへの大きなリスクとなると考えています。
また、実体験は、子どもたちをヴァーチャルの世界からリアルな世界へ引き出します。
例えば、大人にとってなんでもない『火』ですが、いまの子どもたちの中には『火』を知らない子どももいます。家庭での調理でIHや電子レンジを使うことが多くなったため、子どもが本物の火を見る機会が減ってしまったのです。
園の生活の中で、おやつのトウモロコシや薩摩芋を焚火で焼く、キャンプで焚火を楽しむ、工作教室で刃物を使う。
これらを通じて、実体験から『生き抜く力』の醸成を行います。
南洲伏見園での様々な活動

桜を見られるのも、一年でこの時期だけ。
さくらの前でみんなで「ハイ、チーズ!」

雪を見るのも、貴重な体験です。



インストラクターの方に指導してもらいながら、園内の木で木登りをしました。
ちょっと怖かったけど、これで自信がついた子も。